皆さんこんにちは!夫婦ふたりで山歩きを楽しんでいるイッシーと申します。
私たちの日頃の生活圏では、道路は舗装されていて歩きやすく、喉が渇けば自販機があり、必要なものの多くがコンビニで手に入りますよね?
でも、これから皆さんが入っていこうとしている山は、これらのことが全く通用しない世界です。
身を守るもの、必要と思われるものをすべて自身で持ち込まなくてはならない場所なのです。
でも何をもっていけばいいんでしょう?
揃えるべきものはたくさんありますが、まずはじめに揃えたい3つのものをご紹介します。
目次
(1)最初に購入すべき登山の三種の神器は登山靴・リュック(ザック)・レインウェア 最低でもこの3つの装備をそろえよう!
「登山の三種の神器……?」そうなんです、登山の装備で必ず必要なものが3つあるんです。それは、
①登山靴
②リュック(ザック)
③レインウェア
ご紹介した3つは『登山装備の三種の神器』と言われ、もっとも重要な装備です。
①登山靴 自分の足にフィットし、歩きやすいものを装備しよう
三種の神器の中でも一番慎重に選びたいのが登山靴です。
なぜなら、山にいるあいだ、ずっと履き続け、自分を支えてくれるものだからです。
もし自分の足に合わない登山靴を選んでしまうと、靴ズレや怪我の原因になってしまうことがあります。
購入する際は、必ず登山専門店やスポーツ店で時間をかけて試し履きをして、店員さんと一緒に選んでくださいね。
マウンテンクルーザー600 レザー Men’s
モンベルHPから
ポイントとしては、
- 防水透湿性のあるもの
- 靴底が固いもの
- ミドルカット以上のもの
②リュック(ザック) 背負い心地・通気性・容量を確認
登山の際、衣類や食料など様々なものを詰め込むリュック(ザック)も登山靴と同様、自分に合うものを選ぶのが鉄則です。
軽いハイキングであれば、普段使っているリュックで十分ですが、長時間歩く登山ではウエストベルトやチェストベルトのある、重さを分散できるものを選びましょう。
自分がしっくりくるものを選ぶには、実際に背負ってみるのが一番!
もちろん、デザインで選ぶのもいいですが、背負いごごちやポケットの数など、実用性を考えて選ぶのがおすすめです。
日帰りや低山の山歩きでは、15~30リットルの登山用リュックを選びましょう。
キトラパック 30
モンベルHPから
ポイントは
- 登山スタイルに合った容量のもの
- 体にフィットするもの
- 細かい機能のついているもの
・コンプレッションベルト:リュック(ザック)のサイズは「大は小を兼ねる」が基本です。
コンプレッションベルト(リュックの厚み・高さを調整する紐)は、リュック(ザック)の容量の割に荷物が少ないときに重宝します。
このベルトを引っ張るとリュック(ザック)が小さくなり、中の荷物がグラグラと動かないように固定され、安定して歩けるようになります。
・雨蓋(あまぶた):30ℓ前後以上のリュック(ザック)には、大抵のものに雨蓋と呼ばれる上部を覆うフタが付いており、中に雨が入るのを防いでいます。
また、収納するスペースもありますので、頻繁に使うものはここに入れておくと便利です。
・2気室(にきしつ):30ℓ前後のリュック(ザック)ですと、2気室というリュック(ザック)の内部を上下で分割して下からも物を取り出せるモデルがあります。
2気室のメリットとしては、荷物の整理と出し入れのしやすさがあり、ジップの開け閉めで1気室に変えられるものもあります。
③レインウェア 登山用は透湿性・防水性に優れるものを!
レインウェアも登山に欠くことのできない装備です。
登山用のレインウェアは、普段使いのレインウェアと何が違うの?と疑問を持つ方も多くいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、登山用のレインウェアと普段使いのレインウェアでは、防水性能や透湿性に大きな違いがあります。
普段使いのレインウェアは、運動量の多い登山ではムレてしまったり、動きづらかったり、体温調節が難しいなど登山には向きません。
登山用のレインウェアは、防水機能が高く、蒸れにくい素材を使い、登山の動きを最大限考慮して作られています。
これにより、雨の中の登山でも、快適に歩行することができます。
ストームクルーザー ジャケット Men’s
モンベルHPから
ポイントとしては、
- 防水透湿性素材のもの
- 上下セパレートタイプ
(2)まとめ
この記事では、登山装備や持ち物の中でも、登山靴、リュック(ザック)、レインウェアの『登山装備の三種の神器』について紹介しました。
登山装備は、自分にぴったりのものを選べば、快適に、そして楽しく山登りができます。
ご紹介した内容を参考にして、自分に合った登山装備や持ち物を選んでください。
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