山歩きとの出会い、そして今

はじめまして。「山歩きが大好き」なイッシーと申します。

僕が初めて山歩きをしたのは、記憶に残っている中では小学2、3年生のころの筑波山だったと思います。もう、50年以上前の話になります。

茶臼岳、八ヶ岳、天覧山なんかも遠足で行きました。

特別楽しかったという想い出はありませんが、苦しかった・辛かったというものもありません。無邪気に走り回っていたんでしょう。

以後、スキーにはまり、あちらこちらの山へ足を運びましたが、リュックサックを背負って登ることはありませんでした。

社会人になり、結婚して家族が増えると、出かける先はもっぱら海やテーマパークになっていきました。

今でも年に数回、東京ディズニーリゾートでゆっくりと時を過ごしています。ディズニー関連の記事もどこかで書きたいと思っていますが・・・

そんなある日のこと、自分が楽しんでいることの多くは、人から与えられているものばかりじゃないか?(ディズニーも海外ドラマも映画も楽しいんですよ間違いなく、楽しいんだけど・・・)

そのころちょうどブームになっていたのが、山登り・百名山でした。

「よし。登ろう。」この気持ちを一過性のものとしないために、奥さんを連れてすぐにモンベルのショップへ走りました。

最初に選んだ山は「塔ノ岳」、ここの「バカ尾根」から、夫婦二人での今に至る山歩きが始まります。余程うれしく、充実感があったんでしょうね。日を置かずに「鍋割山」「三頭山」そして「蓼科山」へと続いて登っていくことになります。

よわい五十のころです。

このころはピークハントにこだわり、高い山、名のある山、特に百名山に足しげく通っていました。

深田久弥著の「にっぽん百名山」を枕元に置き、寝る前にひと読みし(どんなに好きな山の記事でも、活字を目で追っているとすぐに眠くなるのは不思議?)眠りについたものです。

仕事に支障をきたさぬように、日帰り登山のできる百名山を登っていましたが、60歳も近くなったころから、二人でゆっくりと歩ける低山にも向かうようになったのです。

今は二人で、山コーヒーと山ごはんを楽しみながら登り歩ているところです。